コロナ自粛で自宅から一歩も出なくなって半年。ニューヨーク市のフェーズも開けてきたので、最近また少しずつ外で仕事をしたり、お友達と会ったりするようになりました。
その中でも、いつもお世話になっている先輩ダンサー様と飲むのが最近の些細な楽しみのひとつ。いつも長時間べらべらべらべら他愛もない話をしているわけですが、時々別れ際に将来に繋がりそうな有意義な話題になったりするのです。
将来の話 – ダンス以外で私たちにできること

このパンデミックで多くの芸術家たちがこの問題に直面しました。舞台は年明けまできっとできない、ジムやスタジオも当分開かない、大人数で集まることもできない…。そんな中で私たちには何ができるのか?というか、今後生き抜くためにはまず何をすればいいのか?
先輩は元々バレエダンサーだったこともあり、RAD(Royal Academy of Dance)の解剖学の資格を持っているので、その資格で教えられる範囲のストレッチやコアトレーニングをリモートで教え始めたそう。最近は更に教えられる範囲を広げるために、パーソナルトレーナーの資格を取るためにオンラインで頑張って勉強しているそうです。
アメリカでは特に、教える・セミナーを開くとなると資格が必須。(何かあった時に訴えられる可能性があるらしい…!)
資格を取るとしたら、私は何に興味があるだろうか?ヨガ?トレーナー?ムムム…
散々おしゃべりをした別れ際、先輩の話を聞きながらムムムしてると、先輩からある提案が。
まいこって栄養士になりたかったんじゃなかったっけ?栄養の資格取ればいいじゃん。
あーーーー確かに!そんな時代もあった。(高校時代プロ野球が好きで、プロ野球に関わるなら栄養士!と短絡的に考えていた話はまた後日)
パーソナルトレーナーと働くフィットネス専門の栄養コーチという資格がアメリカにあるそうで、その資格があるとクライアントを総括的にサポートできるらしい。
将来的には先輩と総合フィットネスサービスを提供する会社を起業できるかもしれない!とビジネスアイディアを広げつつ、モチベーション高くその日はお別れしました。
良くも悪くも、一生ダンスで食べていくことは困難と思い知ったこの半年。
次の目標は社長か…!?